気まぐれに更新する小説ブログ。
記念すべき1作目は、今のところアンケ1位を走ってる教パロです。
設定がグチャグチャになってきました(私の中で)
いや・・・誰が何年の先生で何の教科担当してるとか・・・(滝汗
メモを取ろう、ちゃんと。
というわけで、↓からどうぞw
[貴方の力に]
「・・・・・・はぁ」
「どうしたの?日番谷くん」
リビングでテストの丸付けをしていた日番谷が溜息を吐いたのに、雛森が声をかけた。
「・・・出ちまった」
「え?」
「赤点が出ちまった」
言ってまた溜息を吐く日番谷。
「えっ!?遂に出ちゃったの!?日番谷くんの担当クラスで」
「・・・あぁ」
赤点が出たという事実に雛森が驚いた。
というのも、日番谷が担当した生徒に赤点を取らせた事がないのだ。
数学と言う教科は難しく、苦手とする生徒が多いので赤点が出やすい。
が、日番谷の指導の賜物か、今まで赤点者を出した事が無く、数学の教師に注目されている。
先生の中ではトップクラスの指導力とまで言われている。
「そんなに難しくしたの?テスト」
「いや。応用は3題しか出してねぇよ」
「・・・ということは」
「理解してなかった、って事だろ。全く・・・ここは躓きやすいから分からない奴は聞きに来いって言ってあったのに・・・」
赤点者の解答用紙を見ながら呟く。
そんな日番谷の様子に雛森は表情を曇らせた。
言葉には出ていないが、自分を責めているだろうと思った。
生徒が理解してなかった事を気付けなかった自分を―
「大丈夫だよ、日番谷くん。もう一度丁寧に教えてあげれば良いんだよ」
「そうか?」
「うん!!私は経験した事無いけど・・・乱菊さんが言ってたもん!!『生徒と1対1で向き合えば、ちゃんと分かってもらえる』って」
安心させるように微笑む。
「だから自分を責めないで?また頑張ればいいじゃない」
きっと日番谷は頑張るだろう。
そのために勇気付けてあげたかった。
「・・・頑張ってみる」
「うん!頑張って!!」
応援してるよ!と笑う。
日番谷の返答に力になれた事が嬉しかったのだ。
「・・・でもな」
「ん?」
「取ったの・・・女なんだが、お前1対1で教えたら怒らねぇか?」
「・・・え?」
日番谷の言葉に固まる雛森。
「嘘でしょ!?日番谷くん!!」
「嘘つくわけねぇだろ」
「えぇっ!?・・・それって日番谷くん目当てで赤点取ったんじゃ・・・」
そうだ、そうに違いない。
日番谷と雛森が結婚したといっても、日番谷の人気は高い。
ファンクラブも健在なのだ。
「は?俺目当て?」
「その子、過去のテストどれくらいだったの?」
「・・・平均以上は取れてる奴だったが」
今の日番谷の発言に、雛森は確信した。
絶対そうだ、日番谷目当てだ。
雛森の顔がだんだん怒ってる顔に変わっていく事に、日番谷は理解できず首を傾げる。
「その子のクラス教えて!!」
「は?・・・松本のクラスだが・・・」
雛森はさらに驚いた。
松本は自分と同じ3年生のクラスを持っている。
この大事な時期に―
「分かった!!乱菊さんに言っとくね!!」
「は?」
何で松本に?と続けて、また首を傾げる。
が、意気込んでいる雛森にそれ以上を尋ねる事はしなかった。
数日後。
雛森の話で松本が問いただした所、やはり日番谷目当てだったことが判明。
しっかり怒られたのだった。
----------------------------------------------------------------
久々教パロ。
またまたリアルタイム。
先生目当てに赤点取る勇気・・・私にはない・・・!
「・・・・・・はぁ」
「どうしたの?日番谷くん」
リビングでテストの丸付けをしていた日番谷が溜息を吐いたのに、雛森が声をかけた。
「・・・出ちまった」
「え?」
「赤点が出ちまった」
言ってまた溜息を吐く日番谷。
「えっ!?遂に出ちゃったの!?日番谷くんの担当クラスで」
「・・・あぁ」
赤点が出たという事実に雛森が驚いた。
というのも、日番谷が担当した生徒に赤点を取らせた事がないのだ。
数学と言う教科は難しく、苦手とする生徒が多いので赤点が出やすい。
が、日番谷の指導の賜物か、今まで赤点者を出した事が無く、数学の教師に注目されている。
先生の中ではトップクラスの指導力とまで言われている。
「そんなに難しくしたの?テスト」
「いや。応用は3題しか出してねぇよ」
「・・・ということは」
「理解してなかった、って事だろ。全く・・・ここは躓きやすいから分からない奴は聞きに来いって言ってあったのに・・・」
赤点者の解答用紙を見ながら呟く。
そんな日番谷の様子に雛森は表情を曇らせた。
言葉には出ていないが、自分を責めているだろうと思った。
生徒が理解してなかった事を気付けなかった自分を―
「大丈夫だよ、日番谷くん。もう一度丁寧に教えてあげれば良いんだよ」
「そうか?」
「うん!!私は経験した事無いけど・・・乱菊さんが言ってたもん!!『生徒と1対1で向き合えば、ちゃんと分かってもらえる』って」
安心させるように微笑む。
「だから自分を責めないで?また頑張ればいいじゃない」
きっと日番谷は頑張るだろう。
そのために勇気付けてあげたかった。
「・・・頑張ってみる」
「うん!頑張って!!」
応援してるよ!と笑う。
日番谷の返答に力になれた事が嬉しかったのだ。
「・・・でもな」
「ん?」
「取ったの・・・女なんだが、お前1対1で教えたら怒らねぇか?」
「・・・え?」
日番谷の言葉に固まる雛森。
「嘘でしょ!?日番谷くん!!」
「嘘つくわけねぇだろ」
「えぇっ!?・・・それって日番谷くん目当てで赤点取ったんじゃ・・・」
そうだ、そうに違いない。
日番谷と雛森が結婚したといっても、日番谷の人気は高い。
ファンクラブも健在なのだ。
「は?俺目当て?」
「その子、過去のテストどれくらいだったの?」
「・・・平均以上は取れてる奴だったが」
今の日番谷の発言に、雛森は確信した。
絶対そうだ、日番谷目当てだ。
雛森の顔がだんだん怒ってる顔に変わっていく事に、日番谷は理解できず首を傾げる。
「その子のクラス教えて!!」
「は?・・・松本のクラスだが・・・」
雛森はさらに驚いた。
松本は自分と同じ3年生のクラスを持っている。
この大事な時期に―
「分かった!!乱菊さんに言っとくね!!」
「は?」
何で松本に?と続けて、また首を傾げる。
が、意気込んでいる雛森にそれ以上を尋ねる事はしなかった。
数日後。
雛森の話で松本が問いただした所、やはり日番谷目当てだったことが判明。
しっかり怒られたのだった。
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久々教パロ。
またまたリアルタイム。
先生目当てに赤点取る勇気・・・私にはない・・・!
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