忍者ブログ
2024.11│ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
気まぐれに更新する小説ブログ。
2024年11月23日 (Sat)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2009年07月05日 (Sun)
キスお題1つめ。
キスお題という感覚が掴めず、凄い内容になってしまいました(苦笑
設定は良き日(付き合ってる設定)です。
ちなみに、日雛オンリーなのでご安心をw

では↓よりw

「日番谷くん、髪伸びたね」
昼休み。
日番谷くんに会いたくて十番隊執務室に来たら、珍しく時間通りの昼休みだったらしくソファーに寝転んでいた。
私はゆっくり静かに近付いて見ていたのだけど、すぐに気付かれて。
上体を起こして「座れ」と言って指差した。
指差した場所は先程まで日番谷くんの頭があった辺りで。
この後の彼の行動を分かっていたけど、座った。
そしたら、やっぱり予想通りに私の膝を枕にして再び寝転んで目を閉じてしまった。
そんな彼を見ていたら、ふと、銀髪に触れたくて。
そっと触れて思ったのがこの言葉で。
「・・・少しだけな。切る暇無くてな」
元々、日番谷くんがあまり気にしていないのは知っている。
思ったから口にしただけで。
「切りたいの?」
「いや。別に思わねぇな」
「それなら、このままで良いよ」
今の彼の髪は、一房だけ下りている前髪も、襟足も長い。
きっと立てている部分だって下ろしたら長いんだろう。
「・・・だらしないと思うか?」
「そんな事ないよ。髪長くても日番谷くんはカッコ良いもの」
言って微笑んだら日番谷くんも微笑んでくれた。
そんな彼に私は思いついて、彼の顔を間近で見た。
彼が驚いたのを気にせず、そのまま口付けた。
唇ではなく、頬でもなく、彼の髪の毛に―
優しく―
「何してんだよ」
「ん?綺麗だから、つい・・・ね?」
言って舌を出してみたら日番谷くんは呆れ顔。
でも、すぐにニヤリと笑みを浮かべた。
この顔は―と考えていたら、日番谷くんが頭を上げて私を見た。
そして次の瞬間にはソファーに押し倒されていて。
「お返ししてやるよ」
そう言って、私のお団子の紐を解いて、下りてきた髪に口付けてくれた。
凄く優しい手付きに、優しい口付けで私は目を閉じた。
「・・・今日お前の誕生日だな」
「うん」
だから顔見たいと思ったんだけど。
「何か欲しい物あるか?」
優しく私を抱きしめながら問いかけてくる日番谷くん。
欲しい物?
それは勿論。
「おめでとうって言ってほしい。いっぱい日番谷くんの愛情が欲しいなぁ」
「分かった」
了承してくれた彼が私の耳元で「誕生日おめでとう、桃」と甘い声で囁く。
そして、また優しいキスを降らせてくれる。
凄く心地よかった。
日番谷くんの愛情が沢山こもっている気がした。
とても幸せな誕生日だった。
----------------------------------------------------------------
今の私が書ける最高の甘さです。
バカップル振りに赤面(笑
日番谷のキャラが優しすぎてしまった・・・!(苦笑
PR
←No.13No.12No.11No.10No.9No.8No.7No.6No.5No.4No.3
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール
HN:
雨山宵姫
HP:
性別:
女性
職業:
学生
趣味:
創作活動、ネット、現実逃避
バーコード
ブログ内検索