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気まぐれに更新する小説ブログ。
2024年11月23日 (Sat)
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2009年10月18日 (Sun)

さてさて。
まだまだいきます。
こうやって分けると多いなぁ・・・。
これでも昨年より2ページぐらい少ないのに;;;

↓よりw


*事例2[海風]

「・・・ままちゃり」
「あー!!また宇美に変な言葉教えたでしょ!」
「必要だと思ってだな・・・」
「ママチャリの何処が必要な言葉なのよ!!」
海辺のおしゃれな家。
そこから賑やかな声が聞こえた。
「ままちゃり♪ままちゃり♪」
「乗るだろ?」
「そうじゃなくて!もっと綺麗な言葉を教えなさいよ!!」
青山家。
古くからの茶道の家元である。
が、礼儀正しさなどなく。
24時間声が響いている。
「良いだろ、別に」
「良くないの!!渚が良くても私は良くないの!!」
「何だよ、それ」
青山家を支える当主。
夫を渚、妻を麻美と言う。
「将来困るでしょ!お宅廻りする時とか」
「麻美みたいなので務まってるんだから良いだろ」
「みたいなのって何よ。みたいなのって」
「餓鬼の頃から変わらねぇな、その突っかかり癖」
2人は幼馴染であった。
元々親戚同士であった2人は、本家での茶話会で知り合った。
仲良くなり、ある日渚の“偽婚約者”になった事で、2人は“許婚”になったのだ。
今は“真の恋人”であるが―
「もう!!!」
「あ~あ。やめれば良かったな、やっぱり」
「そこまで言うの!?」
「ま、嘘だけどよ」
そう言って渚が舌を出す。
その姿が幼き頃の彼を思い起こさせた。
「渚だって子供の頃から変わらないじゃない」
「あ?」
「何でもない。ほら、買い物行こうよ!宇美のオムツ買いに行くの!」
「おう」
もう子供ではない―
互いに大学を卒業した立派な大人である。
「「変わらないね」」
顔を合わせて言い合う。
「あ、それ私の台詞」
「俺の台詞だろ」
昔のように笑い合う。
「ままちゃり♪ままちゃり♪」
可愛い子供の声を加えて―
----------------------------------------------------------------
これは、確か1年生の文化祭の冊子だったと思いますが・・・(うろ覚え
この2人、ギャグテイストだったっけ;;;
全然覚えてません。
「ママチャリ」が変な言葉かって事ですが・・・夜中に書いてたもので、思いつかなかった為なのでスルー願います(滝汗

お気づきの方いらっしゃるかもしれませんが、このシリーズは季節+続編ですw

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